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血液検査の結果を聞きに行った日。

先生から、
「この日、運動はしていませんでしたか?」

と何度も確認されました。




普段通り保育園へ行き、
呼び出しを受けて早退。

病院へも車で来ていたので、

「特に激しい運動はしていないと思います」

そう答えました。





先生は少し考えるようにしてから、

CKという数値が、何を表しているのか…



説明を始めました。




    「10倍」




その言葉だけでも、頭が真っ白になりました。



先生は、


「心臓や筋肉の病気の可能性も、
一応頭に入れておく必要があります」

と続けました。





先生は言葉を選ぶようにして——



「例えば……この数値だと…
  筋ジストロフィー



などです」





詳しい検査の話や、異常値は一時的な可能性…

珍しい病気なので可能性は低いことも説明してくれていたはずなのに…



その後の言葉は、
ほとんど頭に入ってきませんでした。






ただ——
 

“筋ジストロフィー”



その言葉だけが、
頭の中に強く残っていました。



続く。